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2022.08.17 カテゴリー: 在校生の声のアーカイブ
様々な苦手を少しずつ克服しながら日々奮闘、一歩ずつ前進
- T・Aさん からのメッセージ
初めに私が看護師を目指した理由についてお話します。私は大学卒業後、障害児施設で働き障害をもった子どもと接する中で、より病気について興味を持つようになりました。そんな矢先、新型コロナウィルス感染症が流行し、ニュースで、自分にも感染するかもしれないという恐怖と闘いながら、患者様のために感染症と闘っている看護師の姿を見て感銘を受け、私もそのように人のために役立つ仕事をしたいと思い、看護師を目指そうと考えました。
いくつかある専門学校や大学の中でアクシスを選んだ理由は、チューター制(個別担任制)を取り入れており、ICT教育にも力を入れていることから、自分の意見を発信したり他の人の意見を聞いたりすることで、自分の意見をより深めることができ、自分の成長にもつながると考えたからです。
私は高校を卒業して大学に4年間通い卒業後就職して3年間働きました。そのため、受験に必要な中学や高校の勉強は全く覚えておらず苦労しました。まず教科書レベルの問題を解けるようにしてから、ステップアップして過去問を解く方法で勉強しました。
次に学校生活についてお話します。チューター制(個別担任制)があり、チューター対抗のイベントがあったりします。学生どうしだけでなく、先生方とも気軽にコミュニケーションをとることができます。また、私は不器用で授業での実技演習の手順などを覚えることが苦手ですが、先生方に気軽に声をかけやすい雰囲気なので、事前に相談して放課後に実技の練習を一緒にしてもらったりすることもあります。男子学生は私の学年では60人中5人で学校全体では19人と女子学生と比べると少ないですが、その分学年に関係なく実習や授業、課題についての話を聞いたりご飯を食べたりと交流することもあり、絆を深めることができます。
次にICTを利用した授業や学校生活、課題についてお話しします。主にiPadで「スクールタクト」や「Teams」というアプリを使っています。授業によっては紙の教科書を使ったりノートやルーズリーフを使ったりもします。「スクールタクト」では、授業での感想や学びを入力し、リアルタイムでクラスメイトや先生方と共有することができます。私は人前で話したり発表をしたりすることが緊張するためとても苦手です。しかし、「スクールタクト」を使うことで、人前で発表するよりも簡単に自分の意見を伝えることができます。また、クラスの皆がどのように考えているのかが簡単に閲覧し自分の考えと比較出来るので、知識や価値観を深めることができます。授業ではグループ学習も多く、「スクールタクト」を使うと共同作業で一つの資料を作成し発表もできます。発表を終えた後は達成感もあり、それがとても心地よいです。病院では電子カルテを使って記録を行なっているので、打ち間違いをして医療ミスが起きたりしないようにチェックする習慣づけにもなっています。「Teams」ではリモート授業ができ、コロナ禍でも安心して講義を受けられます。その他にもWordやExcel、PowerPointを使いながらプレゼンをするなど、いろいろなICTの活用方法で授業を受け課題の提出も行っています。課題は最初とても多く感じると思いますが、クラスに出されている宿題やその提出期限などを管理したりする委員を置いて、皆で声を掛け合って取り組んでいます。自分の時間の使い方やスケジュール管理を見直すきっかけにもなり、自分のマネジメント能力を向上することができます。
最後に私が目指す看護師像についてお話しします。私は、患者様の価値観を尊重して患者様に合った看護ができる看護師を目指しています。今後もアクシスでたくさんの知識や経験を身に付けるよう努力したいと思います。コロナ禍においても少しでも看護師に興味を持ってくれた皆さんには、その自分の気持ちを大切にしていろいろなことを経験し人生を楽しんでください。