１月12日（金）に職場を変えながら現在管理的立場で活躍している卒業生4人を講師にキャリア形成のシンポジウムを開催し、2年生は対面で1・3年生はオンラインで聴講しました。

卒業してからの経歴、どうして職場を変えたのか、役職を打診された時の心理状況、現在管理的立場で仕事をするにあたって心掛けていることなど、具体的なエピソードを交えながらお話しされました。

「看護師を続けるためにはやりがいが必要、そのために小さな目標を立て日々クリアすることの積み重ねが大事」、「看護師の活躍する場所はたくさんあり、自分の性格やライフステージに合わせて働き方や働く場所を変えていけばいい」、「少しでもやってみたいと思ったらチャンス、管理職でないと見えない景色がある、成功体験はやりがいにつながり失敗しても貴重な経験となる」など話しがありました。

質疑応答では、「働く上で不安や悩みがあるが前に進むためのきっかけや支えは何か。」「転職はどういうものか」などの質問がありました。

２年生からは

「キャリアアップはジャングルジムだという言葉がとても印象に残りました。（階段や梯子と違ってどんな道から登ってもいいし、一度降りて違う道から行ってもいい）キャリアアップの話があった時はチャンスを逃さないようにしたいです。」「急性期の看護師にこだわらなくても看護師にはいろいろな働き方ができるとの言葉に安心しました。」「辛い時には職場の同僚、学生時代の仲間が心の支えとなるため、今後は人との関わりを大切にしていきたいです。」など感想がありました。

講師の卒業生はわかりやすい映像資料と体験談で話しをされ、「看護師資格の取得」が目標となっている学生にとって、看護師になってからの生き方を考えるきっかけとなり、今後の学習に良い刺激となりました。