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2023.07.27   カテゴリー: イベント

特別講義を実施しました。

7月7日(金)にキャリア形成の授業の一環で特別講義を実施し、全学年の学生と教員が受講しました。講師は、Office Kyo-Shien代表 池西静江先生です。「看護の可能性と看護の創造~みなさんへの期待~」をテーマに講演をいただきました。これからの看護師は訪問看護など地域での活躍が期待されるが、そこでは臨床判断の過程が重要など今後の看護師に求められることについて事例を交えてわかりやすく学生にお話しいただきました。

 

学生の感想です

「私は旧カリキュラムのため、臨床判断は学んでいませんが、改めて「気づく」ことの大切さを学びました。気づくことができなければ、気づき、解釈し、反応し、省察をするという臨床判断のプロセスを踏むことができない、気づくためには知識がとても重要だと分かりました。現在実習で回復期の患者さんを受け持たせていただいていますが、回復期だから何もないだろうではなく、「何か変だな」と思えばすぐに報告し適切な対応がとれるようにするなど学生のうちから臨床判断を磨いていきたいです。」

 

「気づきの前に疾患の知識が必要だと強く感じました。患者さんの疾患に合わせた観察項目を挙げることが重要と分かり、心不全の事例で具体的に学ぶことができました。現在の実習で臨床判断のプロセスを踏むようにしたいです。」

 

「社会情勢から今後求められる看護師の役割として、看護ケアだけでなく対象者の気持ちや暮らしにも目を向けたケアを行い、QOLの向上などに対する支援も一つなのだと学びました。1年次から臨床判断の授業や実習を通して気づきの大事さは理解していましたが、気づくための知識が重要と今回学びました。疾患から症状を考えたり、服薬内容から作用を考えたりすることが気づきにつながると分かりました。他学年との交流で視点の違いも感じ今日のこの学びを今後の実習や授業に活かしていきたいです。」

 

手振りを交えて講義する池西先生