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2020.00.00 カテゴリー: 地域貢献
中東遠総合医療センターにフェイスシールド209枚を寄付し、感謝状をいただきました。
新型コロナ感染症対策として医療機関で不足しているフェイスシールドを作成して、中東遠総合医療センターに贈ろうという取組を行い、学生組織である自治会が中心となって学生有志が空き時間や放課後を利用して作成ました。今回の取組は、本校卒業生の工藤 充さんが、同じく卒業生で同期の東原先生に声を掛け、それを自治会が学生に呼び掛けて始めたものです。1回の活動時間や参加できる学生には限りはありましたが、手書きのメッセージを1枚1枚に添えて約3週間で209枚のフェイスシールドが出来上がりました。
2020年6月29日(月)にフェイスシールド209枚を寄付するため、自治会長の山本 杏莉さん、自治会委員の田中 愛友菜さん(いずれも2年)、東原 慎先生の3人で中東遠総合医療センターを訪問しました。
宮地 正彦中東遠総合医療センター企業長兼院長に山本さんからフェイスシールドをお渡しし、宮地院長から今回の寄付に対しての感謝状をいただきました。
贈呈式のあと宮地院長と訪問した3人で懇談しました。
宮地院長は、「感染の第2波が予想されます。また、病院では院内感染を最も恐れています。自分たちの身を守るため、フェイスシールドは、どれだけあってもありがたいです。一つ一つ手書きのメッセージも添えられていて、皆さんの温かい気持ちがこもっています。医療従事者の卵である皆さんがこうした取り組みをしてくれるのがうれしく心強いです。これから実習で迎える立場として、皆さんを大事に育てていかなければと思います。ぜひ勉強に実習に頑張ってください。」と話されました。
看護部長が、フェイスシールドを実際に装着してくださいました。
看護部長は、「このフェイスシールドは、医師、看護師だけでなく、医療補助者、受付など院内の様々な職種の人が使用できます。材料が、クリアポケットなのも透明で使いやすいです。看護部職員には、メッセージを確認しながら一人ひとりに渡していきます。手書きのメッセージに込めた皆さんの思いを大事にして使います。」と話されました。
山本さん、田中さんは緊張しながらも「看護学生として何かできないかと考えフェイスシールドを作成する活動を始めました。地域の医療従事者の方のお役に立てることが実感できとてもうれしいです。実習でお世話になっている中東遠総合医療センターに少しでも恩返しできればとの思いで作成し 一つ一つに手書きのメッセージを添えました。」など宮地院長、看護部長に話しました。東原先生も、本校卒業生であり中途遠総合医療センターの元職員である工藤さんの呼びかけからこの活動が始まったこと。自治会の働きかけに多くの学生が賛同し一生懸命取り組んでくれたこと。学校の現在の状況などを説明しました。
報道機関の方々も多数見えて、当日夕方のテレビのニュース、翌日以降の新聞にも取り上げていただきました。
小さなきっかけから始まったこの活動ですが、地域の医療機関で新型コロナ感染症対策のために働く医療従事者の力になりたいという看護学生の純粋な気持ちが、手書きのメッセージという形で表現され、こんなにも感謝されることとなりました。宮地院長、看護部長をはじめ多くの中東遠総合医療センターの方々がこの場に参加していただき、地域の看護専門学校としては大変ありがたい場となりました。本校卒業生の工藤さん、東原先生、地域の医療機関で貢献できる看護師を目指す学生、そして中東遠総合医療センターで勤務している多くの本校卒業生、この縦のつながりもできたのではないかと感じました。帰りの車中で学生2人は「今回の活動でいろいろな方と繋がることができて良かったし、また同様の取り組みをしたいです。」と話していたのが印象的でした。今後も地域の学校として皆さんに喜んでもらえるような活動を学生が取り組んでいければと思います。
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