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2023.02.17 カテゴリー: イベント
2月11日(土)に第112回看護師国家試験を受験する3年生57人の出発式を行いました。
今年度の国家試験対策は、新型コロナウイルス感染症防止のため学校では分散して学習を行い、国家試験の1週間前から一部の学生を除いて自宅でのリモート学習となっていました。3年生は学習以外でも外出を控えるなど、家族の協力も得て感染防止に努めてきました。
国家試験前日の出発式では、久しぶりの登校に少し開放感が見受けられました。会場の視聴覚室の入口には、教職員、外部講師、卒業生の励ましのメッセージがホワイトボードに掲示されました。正午過ぎから3年生への全体説明が始まり、教務課長からは「眠れなくても気にしない(眠られたら儲けもの)、雑音は気にしない。答え合わせはしない、この3つを守れば絶対に合格します。自分を信じて頑張ってください。」と激励の言葉がありました。国試担当教員が「〇○さん。自分の力を信じて。」など一人一人に激励の言葉をかけクッキー等を渡しました。学生の反応は様々でしたが、「明日の試験頑張るぞ」と引き締まった決意の表情がうかがえました。
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全体説明終了後、バスが到着するまで、視聴覚室では各チューターの教員から学生一人一人に励ましの言葉をかけられる光景が見られました。教員の声掛けにより、緊張した学生の表情が柔らかになりました。
例年に比べ暖かい陽気の中、毎年恒例となっている、「がんばれアクシス」と書かれた緑の横断幕を教職員が掲げてのバスの見送りが行われました。バスへ乗車する際には、教員から学生へ「落ち着いて頑張って」などの声がかけられ、「頑張ってきます」など声を返していました。教職員は「試験でしっかり実力を出して」と学生に祈り、学生もその気持ちを受け止めていて、その場は教員と学生達にある信頼関係で熱い空気に包まれていました。
バスが動き出すと、教職員は大きく手を振って「がんばれ」と声をかけ、車内からはこちらに向かって手を振っている学生が多く見受けられました。そして、バスが見えなくなるまでお互いに手を振り続けました。バスへの乗車からバスが見えなくなるまでの時間が短くあっという間に感じられました。下級生も駆けつけて先輩を応援してくれました。


学生は国試担当教員から毎日励ましや学習方法のアドバイスを受け、国家試験対策をしてきました。モチベーションの維持、メンタルのコントロールなど大変でしたが、学校全体で「国家試験全員合格」という目標を掲げ臨む本校の姿勢の現れとして、今年も例年どおりに出発式の光景を見ることができました。
第112回看護師国家試験は2月12日(日)に実施、合格発表は3月24日(金)です。