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2025.03.13 カテゴリー: イベント
3月8日(土)に令和6年度卒業式を実施しました。
令和7年3月8日(土) 令和6年度卒業式を行いました。
今年度は看護学科3年生63人が近藤由美校長から卒業証書を受け取りました。

近藤校長は式辞で、新型コロナウイルス感染症の影響が残る中、新カリキュラムとなった3年間の課程をやり遂げ、リーダーシップの発揮やケアリング行動で学校行事を支えた学生たちをたたえました。また、3年間看護師を目指した歩みには、様々な風が吹いていたのではないかと語り掛け、
「時には嵐のような風や、向いていた方向を惑わす風が吹くことがあるかもしれません。そんな時は、看護を学び始めたころの自分やアクシスでの学びを経て築いた自身の看護観や看護の心を思い出してください。そして仕事を通しても仲間をつくり、アクシスの名のように回転体の軸として、しなやかにそして力強く回る力になって欲しいと願っております。また、時には、皆様自身が患者様や周囲の方々を包む風になることもあるかもしれません。そんな時は、理念にうたう「感性豊かなコミュニケーションと優しい手を備えた自律した技術」によってその人を包み、寄り添い、癒す優しい風になって欲しいと願っています。」と激励しました。

在校生代表の鈴木克英さんからの送辞ののち、卒業生代表の小柳津聖子さんは、3年間の学校生活や、実習での患者様との思い出を振り返り、
「私を信頼して身を任せてくださった全ての患者様には感謝で一杯です。」と述べ、
「入学当時、キラキラした笑顔の同級生たちに囲まれて「すごく年上だけど話してくれるかな?」と緊張していたのを覚えています。でも、みんなは分け隔てなく、優しく接してくれました。課題や実習もみんなが一生懸命に頑張っている姿に励まされ、乗り越えることが出来ました。心から信頼できて、安心して何でも話すことができる仲間たちに出会えたこと、毎日くだらないことで笑い合った三年間は私にとってかけがえの無い宝物になりました。
アクシスでの学びを糧に、対象者様一人ひとりと誠実に向き合う看護師として、地域医療に貢献していくことを誓います。」と答辞を述べました。


また、卒業を記念して、卒業生から学校に「実習室収納棚」が寄贈されました。
式典終了後は、恩師を囲んで記念撮影をする卒業生の姿があちらこちらで見受けられ、教員と学生の距離が近いアクシスらしい和やかな雰囲気となりました。
今回の卒業生を含め、本校の卒業生は1,979人となりました。
今年度の卒業生は63人中61人が構成6市町の公立病院に看護師として就職、1人が助産師資格取得のため進学し、中東遠地域の医療に貢献すべく一歩を踏み出します。